アフリカ市場への参入を検討する場合、M&A(経営統合)、資本提携が戦略オプションの1つとなります。
M&Aの目的は、販売チャネルの活用、ブランドの活用、生産拠点の活用等、企業によって様々です。
一方で、上記の目的を一から達成する場合、多大な労力のみならず時間も必要となります。
そこで、M&A(経営統合)・資本提携によって、それらの目的を達成するまでの“時間を買う”という戦略オプションが存在します。
当然ながら、その企業の事業継続の全期間をショートカット出来る訳ではありません。
出資先の総合的な企業としてのレベルを自社の求める期待値に引き上げると同時に、自社人材の知見レベルも引き上げる必要があります。
そのため、その期間・労力も見込んだ青写真が必須となります。
アンドアフリカでは、M&Aのプレ段階(Pre M&A)のみならず、ポスト段階(PMI)を見据えて、下記のご支援をさせて頂きます。
貴社の事業内容や出資目的を詳細にヒアリングさせて頂き、アフリカ現地での出資先候補となりうる現地企業を一覧化します。
アフリカ現地企業の多くは、その正確な事業・財務データを取得するのが困難です。
アンドアフリカでは、取引先や仕入先などのサプライチェーン情報・店舗運営に係る情報・現地の評判を現場で確認し、必要に応じて現地銀行と連携し財務情報ならびに与信情報を取得・ご報告致します(※)。
※こちらは取得をお約束するものではございません
開示内容に関する事前擦り合わせの上、出資先候補企業へ意向を伝達します。
その際、現地での確実アポイントメント取得、双方面談実施までの土台整備を慎重・丁寧に実施して参ります。
また、アフリカ法務に通じる専門家と連携の上、基本合意書締結に向けた書面ドラフティングもご対応させて頂きます。
出資先候補企業への開示要求情報を一覧化し、依頼・回収するまでの全工程を担います。
その上で、開示情報より事業・財務デューデリジェンスを実施致します。
アンドアフリカでは、事業・財務デューデリジェンス経験を豊富に積んだコンサルタントがご対応可能です。
上記のデューデリジェンス結果を基に、現地企業の企業価値を複数の観点から実施致します。
アンドアフリカでは、大手グローバルコンサルティングファームにてクロスボーダーM&A支援経験を豊富に積んだコンサルタントがご対応可能です。
「最終譲渡契約書」における全論点を表形式で一覧化し、各論点において貴社の採用する方針について整理致します。その内容を基に擦り合わせさせて頂き、契約書上の記載方針を固めて参ります。
上記にて作成した整理表を基に、出資先候補と現地で交渉を実施します。その際、最終的には貴社を交えて実施する必要があるため、スムーズに最終合意に至るための土台整備を実施して参ります。
「最終譲渡契約書」における各論点について擦り合わせさせて頂き、アフリカ法務に通じる専門家と連携の上、契約書のドラフティングをさせて頂きます。
上記とは別に、資本的な提携を含まない業務提携についても、ご支援をさせて頂きます。
その場合においても、M&A(経営統合)・資本提携でのご支援内容と大きな差異はなく、各ステップを丁寧に進展させて参ります。
※基本的には、「資料開示要求・デューデリジェンス」および「企業価値評価・買収価格試算」の工程がなくなります